するどい笛の音の後に教官の声が響いた。
ようやく休憩できる。
まだ肌寒さが残る季節、
俺は軍の訓練を受けていた。
軍に志願して一ヶ月、
なんとか訓練についていけるぐらいにはなったが、
日に日に厳しさを増す教官のしごきに耐えるのに必死だ。
昼食を摂っている最中、
訓練場に似つかわしくない老人の集団が現れた。
整列して、なにやら緊張の面持ちで教官の話を聞いている。
不思議に思いながらも食事を終え
訓練に戻ると教官から老人達の説明があった。
「老人兵」
by yoichi
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